リアブレーキをきちんと調整したのはこのすぐ前のダイアリ、そう一ヶ月前。しかし、そんなに簡単にはリアブレーキは私を許してはくれないのでした。
リアブレーキの遊びが突然大きくなってレバーを握ってもそれほど効かなくなったのは2週間前、同じころTOMOSを押すと以前より重くなっています。後輪方面ではレバーを握って放してもきちんと開放されてません、いわばブレーキが効きっぱなしなわけです。しかもドラム内部からは「チャリン、チャリン」と素敵な音色がします、そう季節は夏なのです。風流なのです。
何かがリアブレーキドラムで起こっているのは明らかですが、私には時間がありません。って書くととても多忙な人っぽいですけど、この季節は午後4時を回ればもう暗くなってます。ってことはそれ以前に作業をしなきゃいけないわけです。残念ながらサラリーメンの私には無理でございます。そうです、季節は冬なのです。日も短いのです。
ブレーキが効きっぱなしとはいえ走らないわけではありません。音を奏でるからといって走らないわけではありません。いや、ときどきリアブレーキが効きまくってアクセル全開でもうんともすんとも言わないことも多々ありましたが、たいてい走れたのでそのまま2週間走りました。すると今度はリアブレーキドラムのすき間から銀粉がハラハラと舞うようになりました。さすがは我がTOMOS、ひと足お先にメリークリスマス、サンタさんを独り占めです。私クラスになるとこんなマジックすらこなせるようになるわけです、追いつけ追い越せ。
そして今日、やっとデイタイムに時間がとれたので修理することにしました。
いつもの手順で後輪をはずします。そしてブレーキドラムのフタをはずします、が、はずれまん。シャフトを抜いてもまったく動ずることなくかっちりとタイヤ中央に鎮座しておられます、ああ神々しくすらあります。振ろうが叩こうが一向にはずれる気がなさそうなので、すき間にドライバーを突っ込みむりやりグリっとやったらはずれました。
はずれたのはイイのですが中で組み立ててあるはずの部品全部(このすぐ下のダイアリ内の下の図を参照)がバラバラになって出てきました。
バネもこの通りにグネグネ。グネグネはイイんだけどなんで二本あるのでしょうか?おかしい、一本しかつけてないのに。
はじけた部品によってガビガビに傷ついたドラム内部。シャフトが刺さる中央も全て轆轤状態で削られてしまっています。削りカスが物凄い。シューとの接面などもデコボコになってしまいました。
予想以上の事態にかなり凹みました、私です。なんだかなぁ、と遠くを見るも誰も微笑んではいないわけなんですけど。なんか見てると組み立てても走る気がしないのであります。
なことを思っても今日これをなんとかしなきゃ明日はまた出勤でございます。私は涙をふいていつものように組立てたのです。季節は冬です、正午を回ってもまるで気温は上がらず太陽はすでに低くなっていて日なたに出したTOMOSはもう日陰。寒いなぁ。取り付け終了、エンジンをかけてみると何故テールランプが光ってます、ここも壊れてましたか。リルビ凹みが増したもののブレーキをかけてみると見事に効くのです。
さらにこれから寒くなるのですね。たぶんテールランプは春まであのまんまだと思います。
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