[ 1327 / 24162.9 km ] クラッチとギアの交換
長かった。
ダイアリを二つ三つさかのぼっていただくとわかりますが、クラッチのシューがボロボロになってしまってギアチェンジがスムースにいかないのです。しかもシューだけではなくてギアの歯もガタガタになっていて痛々しい。ダイアリの二つ三つ前は今から四ヶ月も前になりますが、現在ではほとんど一速から二速にチェンジするのが奇跡なくらいギアチェンジしなくなっておりました。ここでギアチェ〜〜〜ンジ!というところで「バオバオバババオ、バオバオバババオ」とまるで一人暴走族。たまたま隣にならんだバイクの方には、「おまえ、なめてんのか?」的な視線で殺されます。
ここは一つ重い腰を上げてクラッチとギアの交換です。夏も近いし。
さて、まずは交換用パーツですが、すでに四ヶ月も前に入手済みです。今回は海外通販を利用して格安で手に入れることができました。詳しくは四ヶ月前にアップしてありますパーツページのONLINE SHOPPING GUIDEをご覧下さい。
始める前にもう一つ、今回の作業にあたってクラッチ及びギアもはずすためにはどんな工具が必要なのかがさっぱりわかりませんで、それがパーツを買ってから交換するまでに時間がかかった理由でもあり言い訳でもあるのです。パーツと一緒にA35エンジン用のサービスマニュアル(もちろん英語、、)を買ったのですが、そこには「FLYWHEEL HOLDER」という特殊工具を使用せよ、と写真付きで解説されています。また、HAYNESのA3エンジン用のサービスマニュアルにも写真こそないものの同じように「FLYWHEEL HOLDER」を推奨しています。そこで、その「FLYWHEEL HOLDER」は売っているのか?と海外ショップに問い合わせたところ、
「残念だがない、地元のパーツ屋に行ってみてくれ。However--- the European Factory has taken over the US distribution so thing may be changing.」とのお返事。
次にHONORARYでお聞きしたところ「うちではインパクトレンチでやってます。」と。そのインパンクトレンチはコンプレッサーと組で使用するらしく瞬間的に圧をかけることで難なくはずせるすぐれ物だという。しかし、お値段はそれなりにするらしく、しかも場所もとるそうな。
私も今回はとても悩みまして、そのインパクトレンチなるものを購入すべきか?やっぱりこんなショボくてもバイクサイト、製作者がいつもショップ頼りでいいわけない!?いや〜、でもどうなの?そんなまたいつ使うかわからんもんに3万、4万出すの?べつにそんなにバイク好きじゃないだろ?いいや、その度にショップに持って行ってそれだけ使わせてもらうってのも迷惑じゃん、それはイカンのでは?
どうする、俺!
| クラッチとギアを交換しましょう |
インパクトレンチの代わりに使用するのがこれ「プーリーホルダー」(株式会社キタコ/品番674-0500900/定価3800円)。クラッチアウターをガチっと押さえてくれるもの。同じようなものに「ユニバーサルホルダー」というハサミみたいなのがあったが、パーツ屋スタッフさん曰く「使えるかわからん、、、」とのことでした。
この「プーリーホルダー」はforumでまう!(103)さんに教えていただきました。 |
向かって左、チョークがある方のギアカバーをはずします。はい、今度ははずす前にミッションオイルは抜いておきます。 プーリーホルダーをクラッチのアウターに文字通りホールドさせます。こんな感じです。するってえと、クラッチ真ん中のナットが見事にはずれる!この時、私はちょっと感動しました。だって簡単にはずれるんです、ど〜〜ん。 |
ホレホレ、次はギアをホールド。クラッチをはずした跡のシャフトが邪魔しますが、またにかけてギアをホールド。これも楽にはずれるようになります。 |
クラッチとギアを取り外したら今度は私の作業場、通称「ベランダ」での作業です。しかし!なんとしばらく使ってなかったらなんと鳩の巣と卵が!しかも、一個割れてるし、、、、、、卵焼きみるとゲロりそうになりました。 嗚咽も漏らして一回休み(3点) |
こちらがはずしたクラッチアウター。こちら側と反対側で合計2個のクラッチシューが入ってます。ただし片面のクラッチシューはご覧の通りに3ピースで一つになります。反対側のシューはアウターをはずした時点でフリーになりますが、こちら側には写真右上の「サークリップ」で留められています。このサークリップが専用工具(スナップリングプライヤ穴用/2180円_下写真)を使っても全然はずれない!結局二人がかりで外しました。ラジオペンチの先が曲がったみたいな専用工具なんだけど、力余ってその先が顔面を直撃、流血ですよ、、、、。 両方、全部で6ピースのクラッチシューを交換して今度は逆の手順で組んでいきます。組むときはサークリップも楽に入ります。よかった。 |
今度はギア。 |
でっかいのが1stギア、チビが2ndギア。この二つが棒にしっかり刺さっております。「あぁ、これも特殊工具か〜?」と思いきや、何と力づくでとるべし!とHAYNESマニュアルには写真付きのお墨付き。指示通りにタイヤレバーを二本突き刺して力をかけて抜く。でもこれ、両方のギアを交換するつもりじゃないとタイヤレバー挿した時にギアにキズが入りますぜ。いいのか?これで。 写真では入らなくなったクラッチシューに挿して台替わりにしております。廃品利用ですね、奥さん。 |
新しいギアをシャフトへ挿しますが、抜くのが大変だったなら同じく挿すのも大変。ハンマーでたたき込みますぜ、先輩。だけど、新しいギアをハンマーで叩くわけにゃいかねぇし、シャフトに当たったら曲がっちまうぜ! ずっぽり挿したらチキンとロラーを入れ、コラーケージをはめ、チェーンスプロケットをはめ、サークリップで固定だ。ローラーはグリスをたっぷり塗り込んだ上から入れると転がらなくていいわよ、ケージもスムースインあるよ。 |
そして最後にクラッチ、ギアを元の位置に戻します。 ところがお嬢さん。クラッチはクラッチアウターをプリーホルダーに固定して絞めようとすると今度はグリングリン回って絞めることができません。ので、逆、向かって右のエンジンカバーをはずし、フライホイールをプリーホルダーで固定することによってクラッチアウターをボックスレンチで絞めてあげます。 オーイェイ!あとはカバーをしてミッションオイルを入れれば終了です。 |
インパクトレンチの代わりに使用するのがこれ「プーリーホルダー」(株式会社キタコ/品番674-0500900/定価3800円)。クラッチアウターをガチっと押さえてくれるもの。同じようなものに「ユニバーサルホルダー」というハサミみたいなのがあったが、パーツ屋スタッフさん曰く「使えるかわからん、、、」とのことでした。